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移動50音を手作り

2009.10.27 Tue

モンテッソーリの言語教育の教具にある移動50音を手作りしました。

ブログ友達のマリアーニさん(イタリア在住)と、Calincaさん(フランス在住)が作られているのを見て、これは私も頑張らねば!と^^。 

市販の仕切り付のツールボックスに、ラミネートした50音を、各6枚ずつ入れてあります。
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フタを閉めたところ↓。箱のサイズが縦20cm、横30cm、厚み2cmほどなので、3箱重ねてもコンパクトです。
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手作りにも時間がかかったけれど、一番大変だったのは実はケース探しでした。なかなか縦に5つの仕切りがあるものがなかったのです。

「あいうえ」が同じ列で「お」が次の列に行ってしまったりしては意味がないので、

魚釣りのツールボックスや、釘などを収納するためのツールボックスを売っているお店を
何店か回り、ようやくこのケースを見つけたときは即決でした。1箱3ドル程度と安かったですし^^ 

実は、日本語教育に関しては、これまでモンテでいう「敏感期」に沿った取り組みをしていたかというと、そうではなかった気がします。

海外在住だから、日本語は私が教えないと、と少し焦りもあったのだと思います。特に興味を示しているわけでもない時期から平仮名やカタカナや漢字を教えたり、読ませたり書かせたりしていましたから。

話す方も英語の方が得意なタビトだから、日本語の読み書きが英語よりも遅れてもむしろその方が自然。それよりタビトをよく観察して、敏感期が来たら見逃さないようにしようと心に決め、ゆったりと構えるようになりました。

平仮名とカタカナの単語読みは出来ても、絵本読みや文章を書くことなどに関しては、心の底からやってみたい!という要求はまだタビトにはないみたい。

頑張って読んでいるのは、ウルトラマン図鑑(苦笑)
これだけは本当に一生懸命読んでいます。
こういうキャラクターものは、お友達同士で盛り上がるから自然に興味を持つものだと思っていましたが、こちらでウルトラマンを知っている友達は1人もいません。
家族内だけですが、もう毎日ウルトラマンごっこです。

ジェイまでが「ジェイはトマン(ウルトラマン)だよ。おそらにとんでいくよ、シュワッチ!」なんて言ってるし、相変わらず童謡は歌ってくれないのに「そーしてたろうがここにいる♩」とウルトラマンの歌を歌うようになってしまいました。全部、タビトの(悪)影響です。

そんなタビトですが最近、少しだけ敏感期への予兆?といった感じの変化が見えてきました。

1人でこんなことをしているのです。平仮名とカタカナのマグネットを使って、何も見ずに50音順に並べています。平仮名を並べ終わったら。。。
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今度はカタカナ並べ。コルクボードの上では足りないので、ホワイトボードへ移動させて続けていました。

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将来辞書を引くためにも、50音順は正確に覚えて欲しいので、数ヶ月前に一度だけ、このお仕事を一緒にやったことがありました。それを私に言われること無く、自主的に取り組んでいるので、嬉しくて私もニコニコ見守っています^^

移動50音を作ったのも、こういうタビトの様子を見て、次の文章作りの段階へ進むには文字が各1個ずつでは足りなくなるだろうと思ったからです。

手作りした移動50音は、各文字6枚ずつあるので、色んな文章作りが出来そうですが、ひとまずタビトのこの「あいうえお表を作る」ブームが去ったら、出してみようと思います。

こちらは、最近タビトが好きなアイロンビーズでカタカナを作ったもの↓
やっぱり、タビトの好きなウルトラマンです。
本物の移動50音の教具は、こういう風に文字を切り抜いたものなので、こちらの方がある意味本物に近いところがありますね^^ 
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リボン結びが出来た♩

2009.10.22 Thu

タビト、5歳になってまもなく、リボン結びが出来るようになりました♩

長かったです、これまでの道のり。(苦笑)だって、タビトってば、全く興味なしだったんですもん。。。6月の日本帰省のときに通ったモンテ園では、3歳の女の子たちが皆普通にリボン結びをしていて、私は目が点になりました、ホントに。

その日本のモンテ園では毎朝、登園したらすぐに、持ってくたタオル(紐付き)を、水道のところにある棒にリボン結びで結びつけるのです。紐の長さや、紐の端の処理まで先生からキッチリ指定されました。アメリカのモンテ園ではそんなの無しです。

4歳前半の頃に私が手作りしたモンテの蝶結びの教具は、結局私がやるのを見ただけで、全然触ってくれず。やる気を出すように、さりげなくそのとき好きだったスパイダーマンの紐靴を買って誘ってみても、

5歳になったらできるようになるから

と言って見向きもしない。

せっかく買った紐靴は、もう履けないほど小さくなって、結局一度もはかないまま、クローゼットの奥へ(涙)

それでもめげずに再び新しい紐靴を買って、スクールの上履きとして持っていかせました。

これで、嫌でも毎日紐靴を脱いだり履いたりしないといけないわね^^と作戦勝ちのつもりが、タビトはリボンをほどかずにそのまま無理矢理脱いだり履いたりしてるのです(涙)

モンテッソーリ教育のお仕事は、「自由選択」。自分でお仕事を決め、主体的に取り組みます。これはもう本人の興味の問題だから、時期が来るのを待ちましょ、と何もやらなくなって数ヶ月。突然タビトが夜、

リボンを結べるようになったから見て

と私と夫の前に紐のエプロンを広げて、結び始めたじゃないですか!!

蝶結びが出来た後、写真を撮る暇もなく、「double knot にしておくとほどけないから」と言って輪になっている2カ所をくるっともう一度結んでしまったので、写真のような状態になってしまいましたが、ちゃんと結べていました。
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「やったねー、いつ出来るようになったの?」と聞くと

「スクールで、Dressing Frame(着衣枠)で練習したんだよ。Dressing Frameには5個もリボンが付いていて、5個全部できるようになったんだよ。」

と教えてくれました。大喜び、という感じではなく、あくまでクールなタビト。でも、内面から1つのことが出来るようになった喜びがにじみ出ていて、いい表情でした。

「今日だけ練習したの?」と聞くと、

「昨日もおとといも」

最近頑張って練習していたのですね。

そして、

これからは、プレゼントのときにリボンを結べるね」とニッコリ笑いました。

タビトはプレゼントのラッピングが大好きで、いつもハサミとセロテープを持ってラッピングしてくれるんですが、リボン結びを本当はずっとやりたかったんだな〜と感じた瞬間でした。

「5歳になったらできるようになるから」というのは、そのときやらない言い逃れではなかったようです。そういえば、私の入院で3ヶ月半アメリカと日本で離ればなれになり、日本語をすっかり話さなくなってしまったときも「日本に行ったら日本語を話すから」と言い、本当に成田空港に到着したその瞬間から日本語を話し始めてビックリ、ということもありました。

子供って心の中で、今は難しいけれど、あのときになったらやってみよう、と心の中で決心していたりするのですね。

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レゴ エデュケーション WeDo 組み立てセット

2009.10.19 Mon

先月のタビトの5歳のお誕生日に、パパとママからのプレゼントは、このレゴ エデュケーションの WeDo組み立てセットでした。ソフトウェアも合わせて全部で200ドルくらいでした。
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夏あたりから、ロボットが欲しい、ロボットを作りたい、と言い続けたタビトに、パパが見つけてきたものです。

モータや滑車、ギア、モーションセンサなどがパーツに含まれ、コンピュータでプログラミングして、ロボットを動かす、というもの。

興味がある物に対する子供の集中力ってすごいですよね。朝早く起きて、自分から組み立てています。この日も朝起きてパジャマのまま、レゴを広げて組み立てていました。
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これは2つの人形がモータ、ギアによってクルクルまわります。
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片方のギアを小さいものに変えたら、人形のまわるスピードが変わった!

2つの滑車をつなぐゴムを一回ねじったら、人形がまわる向きが変わった!

と色んな発見があります。

こちらはモータでコマを動かすロボット。
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これはワニ。最初は口を閉じている状態から開ける、というところをプログラミングした後は、繰り返し作業をするための 「While ループ」を追加すると、開けたり、閉じたりを繰り返します。
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その後、口の中にあるモーションセンサを使って、センサが動きを感知したら(何か口の中に入ったら)口を閉じるようにプログラミングを変更。指をいれたらワニに噛まれた!と大喜びの大騒ぎでした。
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コンピュータの操作もすぐに覚え、マウスをドラッグしながらプログラミングし、スタートボタンをクリックして開始、ストップボタンをクリックして停止、繰り返し作業のための「While ループ」で繰り返したい箇所を囲む、などもすぐに出来るようになりました。
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子供でもわかりやすい、グラフィカルなプログラミング言語を使っています。

私も夫も大学では電気工学専攻でしたが、プログラミングは大学で初めて学びました。大学で習うプログラミングは、グラフィカルなプログラミングではなく、C言語やBASIC言語という、文字をタイプしていくものだったのですが、こんなに楽しくプログラミングを教えてもらいたかったねと夫とよく話します。

私はまだあまりタビトにコンピュータを触らせたくないし、いくらなんでも5歳児にプログラミングは早いのでは?と思ったのですが、もともと考え方がとても論理的な子で、ロボットがどうしてこういう動きをするのか、というところは彼の興味の中心らしく、夢中になってやっています。

「ここのモータを回すと、このギアがまわって、それでこっちのギアもまわるの。ここに滑車があるでしょう。こっちが回ると、こっちの方も回るんだよ。」とグランマやグランパにも一生懸命説明しています。

プログラミングのときはパパに少し手伝ってもらいながらやっていますが、ロボット自体の組み立ては全部一人でマニュアルを見ながらやってしまいます。

この子はやっぱりパパとママと同じ理系のエンジニアになるのかなあ(苦笑)将来テレビゲームにはまらりすぎないように、気をつけなくちゃと思います。日本にはレゴ教室などで使われている教材のようですね。アメリカにはそういう教室はないようですが、これなら家族で楽しく遊びながら学べそうです。

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ジェイ、2歳2ヶ月になりました

2009.10.18 Sun

ご飯を食べていても、車に乗っていても「たのしいね〜ママ」とよく言ってくれるジェイ。Happy little boy だとよく人に言われます。

「ちゅうしゃじょうは あぶないから おててを つなごうね」と言い、先に車から下りたタビトに「タビト、あぶないから ママと おてて つないで」となかなかしっかり者のジェイです。

ここ1ヶ月、好きな遊びは何といってもパズルでしょうか。
8ピース〜12ピースくらいのパズルを4種類くらい横に並べ、1つずつ完成させては、棚にもどし、また残りのパズルをやっていきます。

うまくピースが入らないと、「ママ、できないよ。くるくるする?こう?あ、入った」と1人でお話しながらやっています。私が隣に座っていないと嫌なようで、「ママ、ここにすわって いっしょに パズルしよう」と言われます。

普通のパズルに加え、モンテの文化教育で使用するパズルも加えてみました。鳥や魚の部位ごとにピースが分かれている木製パズルで、取っ手を3本指でつまんで将来鉛筆を握る練習にもなります。
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パズルとしては、紙製のものより、こちらの方が簡単です。

一緒にキッチンに立ち、お魚をさばくところもじーっと見つめ、「これ、エラ?」「これ、ヒレ?」とか聞いてきます。モンテのパズルによって、語彙も増えるのですね。

次に好きな遊びは、積み木とレゴ。お兄ちゃんの影響でしょう。レゴは、タビトがあまり使わなくなったデュプロを使っています。トラックやゴミ収集車をよく作ってくれます。

積み木やレゴを重ねながら、

「これは うんてんしゅさんが すわるところ」
「これは つちを のせるところ」
「これは せんが かいてあるところ」(意味不明)
「これは がそりんを いれるところ」
「これは おしり。うんちがでるところ」(真剣な顔で自分で作ったゴミ収集車の後ろを指差して^^)

そういえば、「これ、なにをするところ?」「ここ、なにがあるところ?」が口癖で、お出かけの度に聞かれます。

ジェイが作ったレゴの作品。「きょうりゅう」だそうです。初めてその通りに見えた作品です^^
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こちらも全部一人で作りました。はしご車だそうです。(うーん、はしごはあるけど、見えない!)
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こちらは積み木。ゴミ収集車だそうです(グチャグチャ!!)
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キッチンでは、モンテのこのお仕事が大好き。
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お皿を2つ用意。片方に水を入れておき、スポンジを浸して、もう片方のお皿に持っていってギュッと絞る。全部の水を移したら、もう一度。

しばらく集中してやってくれるので、他の作業がはかどります。

それから、一緒にシンクを磨くのも好きです。このスポンジは、日本での製品名は激落ちくん、でしたっけ?軽くこするだけで汚れがビックリするくらい落ちるもの。

数を数えるのが好きで、りんごや、トウモロコシ、かぼちゃ、芽キャベツなど季節の食べ物を毎日のように一緒に数えています。
なぜか「2と3」を飛ばし、「いち、よん、ご、ろく、なな、はち、きゅう、じゅう」となります^^

まだ母乳を飲んでいます。赤ちゃんの頃の授乳とはまた違った幸せを感じます。例えば、和食をたくさん食べて今日は母乳の味に自信あり!という日(笑)に、

「ママ、きょうの おっぱい、すごくおいしい」と言ってくれたり、

授乳時間が長過ぎておっぱいが痛くなることがたまにあるんですが、もうおっぱいはおしまいね、と言うと

「ママ、おっぱい、いたいの?」と心配してくれたり。

もう身長も90cmほどになり、端からみると、まだおっぱい飲んでるの?!という時期に入ってきた気がしますが、とても幸せを感じる時間なので、やめられません(><) 

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幼稚園から中学校までの モンテッソーリ算数教育

2009.10.12 Mon

タビトの通うモンテ園で、保護者向けの「算数教育」の勉強会があったので参加してきました。

モンテ教育では「親の理解、サポートが必要不可欠」と考えているので、親がモンテと反することをせず、家庭でも一環した教育ができるようにこうやって頻繁に勉強会を開いてくれます。

幼稚園の算数教具は、見学などで目にする機会も多く、算数棒、砂数字板、10進法の紹介の教具、銀行遊び、切手遊びなどはタビトからもよく聞くので理解しているつもりでいましたが

小学校、中学校の算数教育はレベルが高く、たじたじの親も多かったです(笑)

幼稚園から、具体から抽象への流れが一環しています。具体物での理解が出来たからといって、急に抽象(数字だけの世界)へ入るわけではなく、少しずつ、抽象(数字)の入った取り組みが増えていく、という感じ。切手遊びなどがその例です。

さて、小学校低学年(1〜3年生)の算数教育では、幼稚園の千の位までの数に加え、1万、10万、100万まで出てきました。

そして、1、10,100、千、1万、10万、100万の並べ方を変え、

1、1000、100万のグループ(立方体)
10、1万のグループ(立方体を10個つないだ棒状)
100、10万のグループ(棒状のものを10個並べた平面)

に分けられた時、初めてケタの色分けの意味が分かりました。

モンテの算数のお仕事はケタで色分けがしてあるのですが、1の位と千の位の色が同じなのをずっと不思議に思っていたのです。こうやってグループで色分けしていたのですね〜^^

幼稚園で使う1000の立方体は、大人が片手で持てる大きさ(10cmx10cmx10cm)ですが、100万の立方体は、一辺が1メートルほど立方体。これを子供達がよいしょ、よいしょ、と二人掛かりで運ぶそうです。

ビーズで作るタワーも見ることができました。これも、掛け算の表から作り出していたのですね。
beads tower


小学校高学年(4年〜6年生)のクラスでは、「基数変換」のお仕事がありました。幼稚園で10進数で数えていたのを、2進数、3進数、4進数で数えていくというお仕事。

3人が横に並び、それぞれが2、3、4進数担当で、一緒にビーズを使って数えていきます。10進数のときは、ユニット(1のこと)が10集まったら、10のバーに交換し、10のバーが10本集まったら、100の平面に交換する、というルールは、幼稚園のときにもう習っています。今度は2進数だから、ユニットが2つ集まったら、2のバーに交換する。。。という感じです。

これって私が習ったのは中学か高校だった気がしますが。。。

それから、a(b+c) , (a+b)(c+d), (a+b)(a+b), (a+b+c)(a+b+c) などの数式の展開、a(b+1/3) など分数の入った計算も、すべて具体物を使って計算し、そのうちに展開式に自分で気付き、頭に入っていくという流れでした。具体物も1種類ではなく、色々な教具が用意されていました。

結果としては最初から公式を習うのと同じことを、何故こんなに遠回りして教えるの?という質問が出ましたが、「自分で問題を見つけ、自分で解決する力がつく。納得がいくまで繰り返し、内部の自信につながる。モンテッソーリ教育ではそれは幼稚園のときから一環している」ということでした。

中学の算数クラスでは、モンテッソーリの教具というものは一切出てきませんでした。質問すると、小学校高学年までで、具体物を十分に触っているので、もう不要とのこと。ただやはり問題は現実的、具体的なものが多く、

例えば「平均余命の表(5つの生まれ年と平均余命が書いてある)から、一番フィットする y=ax+b の直線の式を見つけるというもの。式を見つけると、皆自分の生まれ年から自分の平均余命を計算して、先生の余命を比較して「わーい、僕の方が長く生きられる」と喜んだりしているそうです^^

それから、パーセントを勉強するときは、「仕入れ価格○ドルのものに、○パーセントのマージンをつけて売ると○ドルの儲けがある」という計算をすると、皆で「1ヶ月に何個売れれば、○○が買えるか」とか「マージンを○%に上げれば売り上げが○ドルにあがるから、○○だけでなくて○○も買える」とか、そういう話になるそうです。

ここでも、公式を導いて終わりではなく、その公式が実世界でどのような意味を持つのか、どのように実世界で使うのか、子供達の間で話が展開していくようでした。

この2つの例は簡単なものですが、高校生、大学生1年生が使うような「代数」の厚いテキストも各机に置いてあり、子供達が好きなときに参照できるようになっていました。

モンテスクールでは宿題もテストもありませんが、中学になると「もっとやりたいから先生、宿題を出して」と自分から言ってくる子も多いそうです。

このスクールでは高校のクラスはないので、中学を卒業したら、公立の高校や他の私立高校へ進学するのですが、ほとんどが最初のテストで上位クラスへ入り、大学の単位を取る子も多いそうです。公式を自ら導き出すという、一見遠回りのような算数教育ですが、結局は考える力がつき、数学が好きな子が育つのだな〜という印象でした。

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